こんにちは!お久しぶりです!
毎日大学の授業が詰めつめでブログ更新をお休みしていました〜!
また近々再開していきたいと考えています^^
実は私、文学系、史学系というんですか、
歴史・文学系の大学に通っているんですね。
そこでふと思ったんです。
「俺も大学で歴史を学びたい。」
「私も大学で歴史を学びたい。」
と思っている人がいるのではないか?
と。
でも、自分に歴史って合ってるのかな?
どういう人が大学で歴史を学ぶのかな?
と思う人もいるかと思います。
なんで、実際に歴史・文学系の大学に通っている私が
- 大学で歴史を学ぶってどういうことなのか?
- どういう人が大学で歴史を学ぶのに適しているか?
- 大学で歴史を学ぶのに適していない人はどんなひとか?
などなど…。
あなたの疑問にお答えします!
きっとこの記事を見ている人はこのような疑問を抱いているはずですからね〜。
それでは前置きが長くなりましたが、早速行ってみよう〜!!!
大学で歴史を学ぶってどういうこと?
みなさんは小学校や中学校、高校など、人生の中で歴史には触れているはずです。
みんな織田信長って知ってるよね?
それを知っているなら歴史に触れているということです。
特に中学校や高校の時は、受験のために必死に歴史用語を覚えてきたのではないでしょうか?
社会科目は暗記する!っている印象なので、日本史や世界史が苦手な人もいたのではないでしょうか?
そしてその延長線で大学で歴史をするならまた暗記しないといけないのか〜と思うかもしれません。
ですが、
大学で歴史を学ぶ=歴史を暗記する
ということではないです。
そりゃ最低限の知識は必要ですが、大学に入ってまで、
本能寺の変は1582年で…、黒幕は明智光秀で…。なんて覚えなくていいです。
逆に大学では
本能寺の変の黒幕は本当に明智光秀なのか?本当は足利義昭だったんじゃないのか?
といった議論を史料を実際に読んで、自分なりの結論をゼミで報告したり、他の学生さんと議論を交わします。
ほら、これまでの歴史の授業とは異なりますよね?
これまでは事件の名前や人物の名前を覚えてきた。
しかし大学では、どうしてその事件は起こったのか?誰が起こしたのか?などといったことを自分で研究できます。
したがって、大学で歴史を学ぶということはこれまで当たり前だと思ってきた歴史教科書の内容を自分で実際に研究して自分なりの結論を出すということです。
大学で歴史を学ぶのに向いている人と向いていない人は?
研究できるなんて楽しそうでいいな〜。
と思ったあなた。
確かに研究するのは楽しいかもしれませんが、それは3〜4年生になってからの話で、1〜2年生の間は基礎を身につける大学がほとんどです。
1〜2年生の間は高校と同じような歴史の授業もありますし、日本史やアメリカ史、朝鮮史、中国史、など、自分が研究した地域や時代によって独特の史料があったりします。
その史料を読み解くにはスキルが必要です。
例えば、日本史であれば「くずし字」で史料を読むし、中国史なら漢文を読むし、そもそも考古学となると、文字すらありません。
そしてこのスキルを身につけるには相当な努力が必要です。
毎日図書館や研究室が閉まるまでこもっている人もザラです。
毎日辞書を引いて、史料と戦う。
文系の中では必修の科目も多い。
これに耐えれるくらいの忍耐力、歴史に対する思いがない人は大学で歴史を学ぶのには向いていないかも…。
そして歴史を学ぶ大学では卒業論文は必修科目として扱われます。
必修科目というのは、単位を取らないと卒業ができません。
卒業論文の枚数はなんと、原稿用紙80枚程!
あらゆる歴史史料や辞書、知識を総動員して書き上げます。
もちろん他の卒業単位が全て取れていても、卒業論文が不合格になれば留年です。
はい。
かなりメンタルが崩壊しますね。
これに耐えれるくらいのメンタルがある人は大学で歴史を学ぶのが楽しいと感じるはずです。
また、これに加えて将来教員になりたいという人に向けての記事を次に書きたいと思います。
大学で歴史を学んで将来教員になりたい人へ
大学で歴史を学んで将来教員になりたい人に向けて警告しておきます。
かなりきついです。
毎日朝から晩まで授業がパンパンになります。
そして必然的に毎回定期試験の科目は他の人の倍くらいになります。
担当の先生にもよりますが、教職課程の定期試験はほとんど筆記問題。
言わなくてもわかりますね。
地獄です。
だけど、逆にめっちゃ勉強してええええ〜!と思っている人には最高の環境だと言えますね。
将来教員になりたいと考えている人は覚悟を!
毎年100人の1年生が教職課程を履修したとしても4年生になる頃には20〜30人くらいに減っているのが現状です。
みんな辛くてやめていきます。
それなりの覚悟がある人は最後まで諦めずに頑張りましょう。
大学で歴史を学んでなんのメリットがあるの?
大学に行ってまで歴史を学んでも就職先が少なそうと思っている人が多いかもしれません。
だからこそ、教員になる人、学芸員になる人、公務員になる人が多いです。
また、大学で歴史を学ぶと同時に、この人が言っていることは本当に正しいのだろうか?という別の視点から物事を考える力が身につきます。
また、ゼミでの資料作成でワードやパワーポイントの基礎的操作方法も身につきます。
このようなあらゆる角度から物事を見ることができる人材は今後需要が高まるのではないでしょうか?
そしてゼミでの発表など、人前で話す機会も他の学科とは違って多いので、人前で話すための訓練にもなります。
大学で歴史を学べば、これらは勝手に自然と身に付きますし、卒業論文を書き終えたという達成感は半端ないでしょうね^^
そう考えると歴史好きなら歴史も学べて将来必要なスキルも身につくのであればメリットだらけです。
また大学生は本を読む機会がないでしょうから、本をたくさん読むこともできます。(ってか読まないといけない。じゃないと卒業できない^^)
ぜひ歴史を将来の職業にしたい人、自分のスキルアップを考えている人は大学で歴史を学んでみていかが?
ではでは今回は長くなりましたのでこの辺でお別れですね。
また次の記事でお会いしましょう〜!!!
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