おはようございます。洋太です。
今回の記事は「大学の教職課程の実態について」といったテーマでお話しします!
4月から新大学生になる人、今年から教職課程を履修する人に向けて、
教職課程の理想と現実のギャップを3つご紹介します。
ここで注意して欲しいのですが、これから話す内容は全て私の経験上の話であり、それが正しいのか間違っているのかはわかりません。
ただ、これから教職課程を履修しようと思っている人に参考になるのではないかと思って、 この記事を書きます。
教職課程の理想①自分は絶対に教員になるんだ!
大学1年生が教職課程を履修するときの心境を当てます。
「自分は絶対に教員になるんだ!」です。
誰しもがこの強い志を持って教職課程のオリエンテーションを受けるでしょう。
教職課程の現実①その志、本物ですか?
「自分は絶対に教員になるんだ!」というその強い志、本物ですか
私の大学での話をします。
教職課程のオリエンテーション会場にだいたい500人の学生さんが集まります。
担当の先生はこう言います。
「本当に心の底から教員になろうと思っている人以外はここから出ていってください。」
こういうんですよ。
会場はちょっとどよめきます。
そして毎年だいたい500人程の学生がオリエンテーションを受けて、教職課程を履修し始めますが、結局彼らが卒業前になると、教職課程履修者は100人いるかいないか程の人数にまで減少していると仰っています。
つまり大学4年間の間で、教職課程に挫折して断念する人が8割程度存在することになります。
私が言いたいことわかりますか?
あなたのその「自分は絶対に教員になるんだ!」といった志は本物ですか?
少しでも揺らぐのであれば、教職課程の履修はやめておいた方がいいです。
教職課程の理想②免許取っておくだけでもいいかも!
教職課程を履修する人の中には「教員免許をとっていたら将来何かと役に立ちそう!」と考えている人が多くいます。
教職課程を修了し、卒業すれば教員免許は交付されます。
だから、「とりあえず免許だけはとっておこう!」という考えは悪くはないでしょう。
教職課程の現実②”免許取るだけ”なら簡単です。
免許を取ること自体は非常に簡単です。
ですが、大学の授業数は格段に増えます。
そして自分が履修したい講義を履修することが難しくなってきます。
教職課程の必修科目が多いからです。
また介護等体験や教育実習など、実習が2つあります。
そして教員になるには、これらを乗り越え、さらに県の教員採用試験に合格する必要があるのです。
これに落ちれば、正規の教員になることはできず、非常勤講師や私立学校の教員になることができます。
そして先日私立高校の教員をしている先輩にお話を聞く機会があったのですが、その先輩曰く「私立学校より、公立学校の方が給料が安い。」とのことでした。
まぁこれは勤務している学校や都道府県ごとによって異なるとは思うのですが、一応参考までにそういうこともあるんだな〜程度で思っててもらえたらいいです!(私は公立学校よりも私立学校の方が給料は高いと思ってました笑。)
結局、教員免許を取ることは簡単なことです。
ただそれが継続できるのかが問題。
僕の場合だと、授業も1限から5、6限まで連続であることもザラです。
教職課程の理想③授業数も増えるし、大学生活が充実しそう!
教職課程を履修すると、授業数が爆増するので、大学生活が充実しそうと考える人がいます。
ちなみに私は他の人よりも多くのことを学べるので充実してるな〜と思っています。
私の中での充実の定義は、
何かよって暇な時間があまりなく、常に何かをしているという意味で毎日を過ごすことです。
教職課程を履修するだけではこれにはなりませんが、
教職課程に加えて、部活やサークル、アルバイト、ボランティア活動なども行っていると、
「あぁ、俺の大学生生活充実してるな〜。」と思うようになるかもしれません。
教職課程の現実③充実しない人もいる。
私みたいな性格の人間であれば、このように常に何かをしている状態で充実と感じると思います。
ですが、この常に何かをしているという状態が苦でたまらない!という人も多いです。
教職課程専用の授業では、レポート課題が多いです。(大学や授業、担当教員によるけど)普段の授業の中で当たり前のようにレポート課題を提示してきます。
私は別に数千字のレポートなんぞ、楽々攻略できるのでいいですが、レポートの「レ」の字をきくだけで、蕁麻疹が出るという人もいるでしょう。
したがって、教職課程を履修することで、大学生活が充実する人とそうでない人の二極化が起こることを頭に入れておきましょう!
まとめ:
いかがだったでしょうか。
私は来年度、大学3年生になります。
これまで2年間教職課程を受けてきた私の率直な考えを今回は執筆してみました。
大学一年生の頃は特に忙しいと思ったことはありませんでしたね。
教職課程専用の授業も少なかったですし。
ですが、取得する教員免許に応じて履修しないといけない授業が大変でした。
例えば、高校の英語の教員免許を取るには、この授業の中から、これだけの授業の単位をとれ〜みたいな感じになっているのですが、まぁそれが大変です。
特に私は社会科の免許なのですが、
中学の社会科
高校の地歴
高校の公民
の三つの免許を取らないといけないので、これは過去の先輩たちも苦労したのだろうと身をもって実感しているところです。
そして必修科目も必然的に増えてしまうので、そこにも要注意です。
今回の記事がこれから教職課程を履修する人にとって有益な情報になってくれればうれしいです。
それでは〜〜。
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